まつのや次女がアメリカ人に一番聞きたかった事
中学生・高校生海外派遣記者とは・・・
信濃毎日新聞の販売店でつくる、共済厚生会が行う地域貢献事業。
長野県内に住む中高生が、アメリカで取材体験することで、視野を広げ多様な分野で活躍できる人材を育てることが目的。
詳しくはホームページで!>>>次回の募集は来年1月から
まつのや次女が参加し、昨日の信濃毎日新聞に、取材記事が掲載されました。
『遠く信州を離れ平和を考える夏』『エノラゲイの存在・負の遺産として伝えて』
さすが!プロの見出しは心をつかみますね~
めったにないことなので、彼女が書いた全文を紹介します。
「エノラ・ゲイにどのような印象をもっていますか?」
日本人にこの質問をすれば、ほとんどの人が悪い印象を答えるだろう。それもそのはず。1945年8月6日に広島に落とされた核爆弾は大きな被害をだしたからだとは言うまでもない。
日本では悪印象のエノラ・ゲイ、では戦勝国のアメリカではどう思われているのだろうか。
ワシントンD.Cにある国立宇宙航空博物館別館のエノラ・ゲイ展示場。
現地のガイドさんは観光客に飛行ルートや、戦争時のアメリカの作戦を話すばかりで最後のほうで「日本でたくさんの被害者が出ました。」とだけ説明していた。日本の被害の悲惨さを詳しく説明されていなかったので悲しい気持ちになった。
印象を聞いてみた。
この施設で6ヶ月間ガイドをしているエリック・プッシュマンさん(66)は「アメリカの多くの人達は、核爆弾を落としたことは正解だと考えている。予想でしかないが、日本を降伏させるためにさらに多くのアメリカ兵が日本に攻め入っていたら、両国とも死傷者はより多くなったと思うから。」という。
一方、ワシントンD.Cのホワイトハウス正面の公園。
そこで、反核運動をする女性もいる。ピシオットさん(70)だ。彼女は1981年6月1日以来「反核」の看板を年中無休で掲げ続け、今年で33年目にもなった。周りにいた観光客に「あれは嘘だ。」と言われても、ただひたすらに反核を訴え続ける姿はとてもかっこ良く思えた。
アメリカ内でも核爆弾については意見が分かれる。一番恐ろしいことは核爆弾による被害の悲惨さを忘れて、もう一度同じ事が起こってしまうことだ。次の世代にも伝え続けてまた恐ろしい事件が繰り返すことのないようにしたい。
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コメント
さすがは、まつのや次女。むつかしい質問を題材にしているね。日本人にゼロ戦についてきかれたらどうこたえるでしょう。真珠湾攻撃についてどうこたえるのか。きっとゼロ戦の技術力・真珠湾への飛行ルートは語られても悲惨さは語られないでしょう。
昭和20年8月15日を知っている人はすでに70歳を迎える。
投稿: 藤垣 | 2014年8月24日 (日) 02:50
慰安婦の問題も同じ。大人になってから初めて知ることも多いです。
投稿: まつのやのつま | 2014年8月24日 (日) 10:08