かつて『小池旅館』として賑わったこの家。
現在は、小池家の長男である惇平さんが暮らしていますが、ウチの姑カッちゃんの実家でもあります。
村に何軒もあった旅館ですが、現在はすべて廃業しています。
昭和38年夏より、東京・大阪・名古屋の学生さん達が、平谷村に滞在する時代がありました。
涼しい平谷村で勉強してもらうため、『学生村』として受け入れたのです。
多い年では、200人にもなったそうです。
エアコンが普及するまで、17年間の学生村でした。
旅館だけでは宿泊場所が足りないので、一般家庭にも泊まってもらいました。
食事は、旅館に集まって、ワイワイ食べたようです。
その頃は、食料雑貨店3軒と、薬屋、床屋がありました。
ウチの酒屋と隣のタバコ屋も営業していましたが・・・学生さん達には関係ありませんね。
とにかく、平谷の商店街は今よりもずっと賑やかで、(お金さえあれば)生活に困ることはありませんでした。
国道は整備されていませんが、この商店街を通るバスがあり、飯田方面はもちろん、愛知県、岐阜県へ向かう路線が毎日運行されていて、学生さん達も親御さんに送ってもらうことなく、やって来られたのですね~
商店で扱う食料品も、そのバスで運ばれて来たみたいですよ。
いったん来てしまえば・・・勉強しかする事がないので、それはそれははかどった事でしょう。
昨日から1泊2日で、学生村で過ごされた皆さんの同窓会がありました!
合計11名。
村長、惇平さんと共に、バーベキューや囲炉裏焼きを楽しまれました。
そして、定期的に同窓会を開催する事が決まりました。
学生村で勉強された方は、1,500人位おられるそうです。
忙しい惇平さんと共に、私も連絡係に任命されました!
我こそは平谷学生村卒業生である!そんな方からの連絡をお待ちしています。
コチラへメールしてください。
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