とちの木広場『栃次郎』の話
道の駅信州平谷に展示されていた栃の木。
朽ちて危険になったので、年内で撤去が決まりました。
今回初めて知ったのが、この木は『栃次郎』と呼ばれていたこと。
我が家のご先祖・松野屋の万吉さんが藤市さんと植えたのが始まり。
【2004年発行 記念写真集 平谷百八景】より以下の画像を引用します。
旧・平谷村役場横で育った『栃次郎』
天然記念物となっている諏訪神社横の栃の木は兄弟木『栃太郎』だとか。
夏には心地よい日陰を、秋には美しい紅葉を見せてくれました。
2000年9月の東海豪雨の際、平谷村も被災。
川沿いにあった役場は浸水し、取り壊されました。
川幅を広げる工事が始まりました。
なんとか栃次郎を残したい住民の意見むなしく・・・伐採に。
切り株の直径は1.2メートル。
空洞化が進んでいたので諦めるしかありませんでした。
そんな思いもあって、『とちの木広場』で展示されていたのです。
長い長い歴史が終わるところです。
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